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2017年神戸ルミナリエ!神戸地元人だから知っている鑑賞ポイント

神戸12月のイベントと言えばなんといっても神戸ルミナリエでしょう。今年も12月8日(金)~12月17日(日)の10日間に渡り開催されます。

この記事は神戸ルミナリエの魅力を神戸で生まれ育ったジモッティの私が押さえる各ポイントと失敗しないルミナリエ情報満載でお届けします!

まずは神戸ルミナリエ2017年の開催概要

【開催期間】
2017(平成29)年12月8日(金) ~ 12月17日(日)
【開催場所】
旧外国人居留地および東遊園地(下図参照)
【点灯時間】
月~木曜日 18:00頃 ~ 21:30
金曜日   18:00頃 ~ 22:00
土曜日   17:00頃 ~ 22:00
日曜日   17:00頃 ~ 21:30

2017年神戸ルミナリエの特徴

「ルミナリエ」の語源はイタリア語(Iluminazionepar Feste)で「祝祭のイルミネーション」と言う意味です。

この神戸で開催される光の祭典のデザインは毎年テーマを持って変えられます。そしてそれをデザインするアートデレクターはイタリア人の「ヴァレリオ・フェスティ氏で、作品プロデューサーは神戸出身の今岡寛和氏です。

骨組みの制作、電球の色染めまで全てイタリアで行われる。使用電球は今年は最大の40万球。作業員もすべてイタリア人職人さんが来日して作り上げます。

まずルミナリエの構造は多きく分けて2つになります。見どころが2つあるということです。一つ目は元町からはじまる光のアーケード。今年は前年よりも80m延長されて総延長が270mとなるらしいです。

このアーケードが一つ目の見処で、2つ目はアーケードの終点を迎える所が三宮の東遊園地となります。遊園地と言っても遊び器具はなく、普段は公園となっている処です。

そこに毎回テーマを設けた光の大作が出来上がります。これが2つ目の見どころ。まぁ、これは行ってのお楽しみということで。

今年は神戸開港150年となる記念の年なので、それに相応しい大作が出来るということらしいので、見るのが楽しみですね。


見物ルート/注意するポイント

神戸ルミナリエは最初光の回廊というアーケドから入場し、終点の東公園までの距離を歩きます。この時気を付けないといけないのが、入場するするまで安全を期してかなり長いルートを迂回しながら歩かなくてはなりません。混雑時の対策でしょう。

曜日によりかなり多くの人出となりますので、何も知らないで行けば最終後列が何処かわからなくなると思います。「えッ!ここから並ぶの?」みたいな一駅も離れた箇所が最後尾となります。

最初の並ぶ地点を以下の地図で把握しておくことをお勧めします。

駐車場場所

ルミナリエには専用の駐車場はありません。そして近隣の駐車場もおそらく空車のある駐車場なんてまずはありません。早めに行って駐車出来たとしても、帰りが一斉に帰りますので会場近辺に車を駐車するのはまずお勧めではありません。

車を駐車する場合JR三宮から西へ2つ目に神戸駅という駅があり、その近辺に駐車することをお勧めします。神戸駅から駅一つのJR元町駅南側に出れば、そこがルミナリエの入場列の最後尾にあたります。

またはJR三宮の北側の北野坂付近にもコインパーキングがたくさんあるのでそこに駐車するという手もありますが、そこからだとルミナリエ会場までは徒歩かタクシーで1メーターほどの距離となります。

➡JR神戸駅近辺の駐車場
➡JR三ノ宮駅近辺の駐車場

宿泊(ホテル)

神戸ルミナリエの期間中は会場付近のホテルはよほど早い時期に予約をしない限り、予約は至難の業です。ホテル宿泊もJR三宮から西へ2つ目の神戸駅近辺にもたくさんありますので、そちらをお勧めします。
➡JR三ノ宮駅、神戸駅近辺ホテル情報

カップルの場合はラブホ宿泊という手もあります。ラブホは事前予約出来ない処がほとんどですが、宿泊(ステイ)する場合宿泊料は前払いとなりますので、一旦チェックインすれば外出も自由です。ほとんどの場合そうだと思いますが、念のため事前に確認下さい。三宮、元町付近にはオシャレなラブホがたくさんありますので、ルミナリエでロマンティックな気分になった後のロケーションとしてはこういう場所も有りかと思います。
➡三ノ宮・元町 ラブホテル・カップルズホテル一覧

とくに秀逸なラブホはJR三宮駅から山側(北)へ徒歩10分のホテルルネッサです。全室有名なデザイナーが設計したというだけに、驚きのオシャレな仕掛けなどがありゴージャスなロマンティック気分を味わえます。
➡ホテルルネッサオフィシャルサイト

点灯の瞬間の感動

神戸ルミナリエでやはり最も感動的なシーンが点灯の瞬間です。すでに暗くなった街に40万個のLED電球が灯る瞬間は、それこそ観客からため息が一斉に漏れるほどの感動ものです。

しかしこれを見る為には入場の最前列ほどに並ぶ必要がありますので、かなり早い時間から待つ必要があります。ので、点灯の瞬間はYouTube動画で楽しみ、現場は自由に行く方が楽しめると思います。

ちなみに僕は以前ルミナリエの通りに面したビルにオフィスがありましのたで、点灯は毎日観ていた時期もありました。それは何度見ても美しく見飽きる事はありませんでした。


ルミナリエ見物時撮影の注意点

ルミナリエの美しさを記念に残そうと見物人はスマホを手に、あちこちで写メを撮っています。放送では危険を促し、立ち止まることないよう周囲に呼び掛けていますが、見る人はそんなことは耳に入らず至る所で立ち止まり撮影しています。

ルミナリエの回廊は歩きながら見物していくのですが、撮影を思いついた人が突如立ち止まるので、これが危険です。後ろに歩いていた人は予測出来ないので、前で停止した人にぶち当たってしまうということが起こります。

しかし折角の雅やかな中で、誰しもがその光の中で自分たちを収めたいと思うのも人情。

回廊中で撮影する時は、写メに写る人を前方に先に行かせて、撮影者は後続を注意して後続が切れて来ないのを確認して、前方の人を撮影すれば上手くいきます。

カップル二人で撮影したい時は、アーケードの脇にスペースがありますので、そこでアーケードの電飾をバックに撮影すれば大丈夫です。

神戸ルミナリエは神戸の鎮魂儀式

他府県の人からこの豪華なイルミネーションを見れば12月クリスマス時期の華やかな行事に見られると思います。

神戸に長年住む僕たちは、ただ華やかなシーンとは少し違った感慨をこの光の祭典を見る度に思い返します。

1995年神戸大震災が起こったこの年の12月、年初の悲しい出来事による犠牲者への慰霊と鎮魂の意を込めた「送り火」として、また、間もなく新しい年を迎える神戸の復興・再生への夢と希望を託して「神戸ルミナリエ」が始まりました。

神戸ルミナリエの出発点は、神戸大震災の鎮魂的な意味合いがスタートなのですね。

僕も神戸の大震災で親戚、多くの友人を一瞬にして失いました。また実家のお寺は完全に崩壊してしまいました。そして神戸は6,434人の市民を失いました。

そういう忘れがたき過去を思い出し、また忘れてはいけないことを継承する儀式的な祭りごとなんですね。

そういうこともこの記事を読んで頂いた方々には、少しわかって欲しいと思い紹介しました。

ぜひ、神戸ルミナリエを楽しんで下さい!


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