株式会社植松電機の社長、植松勉さんの「企業理念」が素晴らしい。
「夢」とは何かと考え続けた結果、「夢」とは従来のない考えを達成していくことだと考え、ロケットを売る会社を北海道に作った。
常にこれまでにないことに挑戦し「どうせ無理」というよりも「だったらこうしてみたら」を追求する常にチャレンジャーとしての言葉は、常に勇気を貰えます。
(植松さんの講演より)
やったことがないことを試すと失敗するんです。
でも失敗を乗り越えるのは簡単なんです。
まずは、失敗したらどうするの!
という言葉に負けてはいけません。
これはなんの意味もないくだらない言葉です。
大事なのは「失敗したらどうすればいいのか一緒に考えよう」という言葉です。
例えば旅行に行くときに「雨が降ったらどうするの!」と言ってる場合じゃないですね。雨が降った時のことを考えたらば、雨具を用意出来るじゃないですか。
スケジュールを変えられるじゃないですか。
人生も一緒なんです。
これからどうなるんだろう、って考えても何もならないんです。
そんな時は嫌な未来を見つめるんです。
そうすればどうしたらいいのかわかるんです。
自分の都合のいい未来ばかり見てたらいけません。
嫌な未来を見つめたら、準備が出来るんです。
準備すれば心配要りません。
ですので考えれるだけ準備をしてください。でも、それでも失敗するんです。そういう時は、失敗に「罰」を与えてはいけません。
なぜなら罰は嫌ですよね。
それを考えると、何も出来なくなりますよね。
または失敗を隠すようになります。
または失敗を自分のせいにしてもいけません。
自分を責めても、人を責めてもなんにもなりません。
大事なのは「なんでだろう?こうしてみたら?」なんです。
ロケットエンジンが何度も爆発し失敗した時、僕はそれを開発した人に責めるんじゃなく「なんでだろう?こうしてみたら」と言い続けました。
そうすると最後には、みんな自分で考えて何でも出来るようになりました。
だから失敗はいつも成功することへのデータなんです。
だから、失敗した時は自分も他人も責めず「なんでだろう?こうしてみたら」と考えてください。