生きるってことは目の前に現われた課題を淡々とクリアしていくこと

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僕の周囲にはとかく天然系とイタイ系の女性が多い。

「牛さんはそういう女性をピックアップして集めているのですか?」と時折聞かれることもあるが、別段そういう訳じゃない。気がつけばそうなっている。

「そうでなかったら、牛さんもそういう資質があるので、同じような人を引き寄せるんでしょうね」と親切に解説してくれる人もいる。

そうか、オレも天然でありイタイのかと自問したりするが自分のことはどうもわからない。

「友達で突然薬を飲んで自殺行為をする女の子がいます。牛さんに預けていいですか?」というメールが来た。まさに、不幸のメールだ。

先日も数ヶ月前に「死ぬ!死ぬ!」とさんざん喚いていた女の子から突如電話が掛かってきた。

「牛さん元気♪」

と、ご機嫌にきたもんだ。

「お前死んだんじゃないのか?」

と聞くと、

「死んでもいいんだけど、まだ生きてるよ。そう言ってくれるから牛さん好きよ♪」

と、ケラケラ笑ってる。

どうも僕の周囲には、死にたい女が多いようだ。彼女達はその度に義理堅く「死ぬ!」と連絡してくれる。そういう時、僕は必ずこう言うことにしている。

「お前はいいヤツだよ。死んでも、生きてても愛してるよ。だからくれぐれも安心して死んでくれ」と。

冗談のように聞えるが、僕は死にたいと言うヤツを押し留める気は一切ない。だから自殺希望者からの連絡も、自殺を否定せずに肯定的に話を聞いてあげる。

駆け落ちをする者は、周囲の反対があるからこそ駆け落ちをするのだ。それを周囲がこぞって祝えば、駆け落ちなどはしないだろう。反対があるから二人で盛り上がり、あまりメリットのない駆け落ちという方法を選ぶ。

輪廻転生(生まれ変わり)の考え方では、現世で問題解決出来なかったことは来世でも必ず同じ問題が起こり、その問題解決を迫られる。学校で言えば追試なのだ。

今、この世で問題解決するか、来世で問題解決するかはその人の自由だと思う。でも、どうせ解決しなければならないものなら、早くにしてしまう方がいいだろう。

みたいなことを、自殺希望者に解るか解らないかは別として話すことがある。大抵はキョトンとして聞いてるが、数日後はじめに書いたように元気に電話してくることが多い。(電話のないヤツは死んだのかな)

まあ、生きるってのはそういうことだと僕は思ってる。

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