ビジネス

僕流起業のすすめ、規制枠を越えて考える人になろう(1)

僕は今起業を勧め、起業するやり方、独自ビジネスを展開する方法などを教えるスクールをしている。

その中で特に重要視しているのは「自分で考える能力」を身に付けることだ。

ある程度のノウハウや基盤は教えるが、自分がやりたいと思うビジネスの理念を考えることは結局その人にしか出来ない。

自分のビジネスの理念、コンセプト(基本的な考え)がしっかりと出来ないうちはどんなテクニックや素晴らしいノウハウがあろうが成り立たない。

それが僕のビジネス構築の在り方だ。

しかし、この「自分で考える」ということが多くの人は出来ない。

教えて貰うということと、すべて「指示を待って行動する」ということは違う。

なぜこの一番おもしろい部分が多くの人が苦手であり出来ないのだろうか、ということを長年考えてきた。

そして辿りついた僕の答えは「現代教育」にその問題点があるということだ。

そう感じてから自分の学生時代を振り返ってみた。

僕は学校が好きか嫌いかと言えば好きだった。

その好きな理由はやはり友達と様々な体験をすることが好きだったのだ。

しかし学校という体制には、どこかいつも違和感があったと思う。

なぜ教室の机は縦横が揃えられていなければならないのか。

なぜ強制的に丸坊主にさせられなければならないのか。

なぜ統一された制服というものを着なければいけないのか。

なぜ決まって毎日強制的に学校に行かなければならないのか。

なぜ帰りたいと思った時に帰れないのか。

疑問の思うことは山ほどあった。

そして実際に絶えられないことは時に従うのは止めて、自分の思うように行動したことも多々ある。

しかし規律のある処のルールを破った場合、その代償は非常に大きなものだった。

僕らの時代は教師に殴られるということは当たり前の時代。

当然好き放題している僕は教師に殴られた。

殴られてもまた好き放題するので、殴りつかれた教師は僕を黒板に手を付かせ、クラスメート全員にスリッパを持たせて僕を殴らせた。

思えば、今そんなことしてたら大問題になるだろう。と思うけど、僕たちの時代はそんなことが罷り通った時代なんだ。そしていつも僕に悪さをされているクラスメートたちは、ここぞとばかり嬉々として僕をスリッパでぶん殴っていった。

肉体的ダメージは幾多も受けたけど、それよりも規制を破ることに晴々とした快感の方が大きかったので今で言う虐待を受けたことなんざ全然問題ではなかった。

体制に立てつくようなバカなことを一人でしていても学校の既存の体制が変わるものではない。

僕から見れば、こんなおもしろくない学校教育なんざ、まるで無機質なロボットを作り出している工場じゃあねえか、と思えて仕方なかった。

一体全体いつからこんなくだらないシステムを誰が作ったのか知りたくて、僕は日本の教育の歴史を紐解いた。

そしてわかった。

諸悪の根源は日本が第二次世界大戦で負けた時に、戦時下を統治していたGHQ(連合国軍最高司令官司令部)が作った「教育基本法」にすべてが由来する。。。

つづく

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