なぜ最近の流行歌は聞き取れないのかという原因を探ると(3)

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昭和歌謡、と聞くと随分年代的なビンテージ感をイメージする人もいると思う。僕たちの年代は、それはとても情緒があり風情的な奥深さを感じる人もいると思う。

では情緒なり風情というのは何かと言えば、それは言外からふつふつとイメージするもの。そのメロディーや歌詞以上に伝わってくるイメージ。なんかが僕にはある。

では、今のJポップという言われる表現はどうかと言えば、昭和歌謡から比べると随分に少なくなった。と僕は思う。

では、一体何がそうなったかという事だ。

これは僕の推測だけど、歌そのものの作り手と、その創作過程が違ってきたのだと思うのだ。昭和から平成の初期の黄金期。。。

Jポップとは違い歌謡曲と呼ばれる今は昔、その楽曲の作り方にしろとてもアナログ的なものだった。作り手は作詞家、作曲家、歌を唄う人と明確に分業化されていた。

素晴らしいメロディーを書き、そしてそれに素晴らしい歌詞が乗り、素晴らしい歌手が表現する。凄腕の職人たちが集まり、一つの芸術を作るイメージだ。

筒美京平が創る旋律には、阿木燿子、松本隆、阿久悠他の作詞家らが詩をつけて数々の名曲を生んだ。「魅せられて」「スニーカーぶる〜す」「ブルー・ライト・ヨコハマ」「また逢う日まで」「ロマンス」「木綿のハンカチーフ」など限りない。

阿木燿子の作詞は、さすが女性的な陰陽がありパンチの効いた曲が多い。「横須賀ストーリー」「DESIRE -情熱-」「魅せられて」「微笑がえし」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」

それらにはどれもドラマがあり、そこから見える登場人物の息吹さえ感じられたものだった。

では、今のJポップにはそういう息遣いが無いのか、と言えば当然ある。だから世の若い多くのファンを掴んでミリオンヒットも出す楽曲もあるのだ。

では、そういう人気のあるJポップの楽曲が昔感じた歌謡曲と同じような深い感慨があるのか、と言えば僕にはあまり無い。

それは年のせいだと言われるかもしれないが、敢えてその部分をさらに分析してみよう。

つづく

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